中国地方の日本海側、鳥取県の西部に位置する大山町。その名の通り中国地方最高峰である、標高1729mの大山山頂から日本海まで約25分、海と山に囲まれた自然豊かなところです。
町の西側は鳥取県第2の都市である米子に隣接しており、通勤や通学・買い物・通院などで多くの町民が日常的に米子と行き来しています。
都市圏への移動は、東京へは米子空港から1時間半(米子空港へは大山町から車で約40分)、大阪へは車で約4時間となっています。
たくさんの観光客も訪れる、海と山に囲まれた大山町。
そんな大山での「暮らし」について
中国地方の日本海側、鳥取県の西部に位置する大山町。その名の通り中国地方最高峰である、標高1729mの大山山頂から日本海まで約25分、海と山に囲まれた自然豊かなところです。
町の西側は鳥取県第2の都市である米子に隣接しており、通勤や通学・買い物・通院などで多くの町民が日常的に米子と行き来しています。
都市圏への移動は、東京へは米子空港から1時間半(米子空港へは大山町から車で約40分)、大阪へは車で約4時間となっています。
現在の大山町は平成17年に旧大山町、名和町、中山町が合併して発足しました。旧町は現在も3校の中学校区として残っています。
大山町の面積は189.83km²で、人口は令和6年10月1日現在、14,829人。
東京都の杉並区(面積:34.02km²/人口:577,467人)を例にあげて比較すると、約5.6倍の面積に約1/39の人が住んでいることになります。ちなみに鳥取県全体でも531,386人(令和6年9月現在)と杉並区より人口が少ないです。
日本海型気候に属し、年間を通して比較的温暖といわれていますが、冬は雪が降るのでスタッドレスタイヤは必須です。積雪量は山から海の高低差が大きい町内の地形から、海側と山側ではだいぶ違いがあります。
雪が積もることはありますが、公道に除雪車がすぐ来てくれることもあり、何日も家から出られないほどではありません。
天候は曇りの日が比較的多く、年間を通して湿度が高い日が多め。特に冬場や梅雨時や洗濯物が乾きずらいことが多いです。
近年、夏は非常に暑い日が多いですが、東京や大阪など都市部から来られた方曰く「自然が近くにあるから大山町の方がまだ涼しく感じる」そうです。
多くの町民の方の主な移動手段は車です。大人の人数分だけ車を所有している家庭が多数。
鉄道はJR山陰本線が東西に走っており、町内に大山口駅・名和駅・御来屋駅・下市駅・中山口駅の5つの駅があります。汽車の本数は約1時間に1本です。(昼の12時代などない時間帯もあり)一部区間でバスの運行もあります。
町内には大山地区・名和地区・中山地区にそれぞれスーパーが1店舗、コンビニが1店舗以上、その他ドラッグストアやホームセンターなどがあります。町内のどの場所からも、スーパーやコンビニに車で20分以上かかる場所はありません。まとまった買い物などはお隣の米子市のショッピングモールなどに行くこともあります。
大山町の主な産業は、恵まれた自然環境による農業、畜産、漁業、大山隠岐国立公園である名峰 大山を中心とした観光業です。
主な農産品はブロッコリー・白ネギ・梨・米などがありますが、肉・卵・野菜・果物など、砂糖と油以外は大山町産で調達できるのでは?と思うほど、多彩な農産品が生産されています。大山の特産品である農産品の生産者にも、県外から移住し新規就農してがんばっている先輩移住者もいます。
近隣の米子市などに勤めをしている方も多くいますが、近年は移住して事業やお店を始める方もあらわれ、町に新たなコンテンツを生み出しています。
保育園・保育所が5か所(大山 3/名和1/中山1)、小学校が4校(大山 2/名和1/中山1)、中学校が3校(各地区1校)旧町の校区であります。町内に高校はなく、米子方面や倉吉方面に通学することになります。人口減少で高校がなくなったのではなく初めからありません。
習い事も町内のお教室やサークルに通われいる方もいますし、室内プールなど町内にない施設で行うものは米子に通っている人もいます。
医療機関も町内に診療所が○か所、医院が○か所、歯科医院が○か所あります。通院も米子など近隣の市町にされている方もいます。米子には大学病院、総合病院もあります。
大山町には「地域自主組織」という取り組みがあります。町内10の拠点があり、主にその地区に住んでいる方が団体を組織してまちづくりをしています。取り組みは団体ごとに話合い運営され、それぞれの団体が個性豊かな活動をしています。
その地域自主組織にも、移住者の方たちも多く参加して活躍しています。地域自主組織は、その地域で何かしてみたいという方の心強い窓口にもなっています。
移住交流サテライトセンターが入っている、町のコミュニティスペース「まぶや」もまぶやがある逢坂(おうさか)地区の地域自主組織が運営している拠点です。
地域活動の中にしっかりと入っていき、さまざま町の取り組みに積極的に関わる移住者が多いことは大山町の特徴かもしれません。
大山町には「移住者コミュニティ」のようなものがあまりなく、移住者も地域の一員として、しっかりと地域に関わり、根を張って暮らしている方がたくさんいます。地域の方たちもそれを受け入れて、協力してくれる方々も多く、新しいことにもチャレンジしやすい環境といえるのではないでしょうか。
そのため、いろいろなことにチャレンジしている移住者も多く、
窓口(まぶや)での相談、Zoomによるオンライン相談も行なっています。
所在地 / 鳥取県西伯郡大山町上市29(コミュニティスペース まぶや内)
電話 / 0858-33-4038
メールアドレス / mabuya.daisengmail.com